2012年08月29日

洋の東西

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海老名の古民家リフォーム、本日から左官の仕上げが始まりました。

古民家ということで、本漆喰を押さえて仕上げるか、と覚悟していましたが、今回のリフォーム部分に関しては、スペイン産の漆喰を用いるとのこと。
取り合い部分や、全体の雰囲気を調整するプレッシャーを感じながらも、少々肩の荷が下りた感があります。

日本古来の本漆喰と、西洋の漆喰、最大の違いは肌理、粒の細かさでしょうか。
日本の漆喰の場合、やり方によってはツヤのある平滑な壁までいきますが、西洋の漆喰は最も平面に近く仕上げる場合でも、ある程度サラサラした、陰影のある表情になります。

これは好みの問題で、いわゆる鏝目のようにパターンを残すような場合、西洋漆喰の方がイメージに近くなると思われます。逆に、お寺や神社のような、ツルツルの漆喰壁を造るには、西洋漆喰はちょっと難しい材料ということになるでしょう。

現場としては、日本の漆喰をツルツルに仕上げるとなると、技術的にも工事期間的にも、グッとハードルが高くなります。さらに、システムキッチンやAVラックを造作しつつ、そこまで壁面の印象を和風にしてしまって良いものかと、一抹の不安も残ります。

ということで、純然たる和風を目指すのでなければ、西洋漆喰を用いる方が何かと良いかと。
そういう意味で、肩の荷が下りた訳です。
後は、あまりに洋風な仕上げにならないよう、左官屋さんに鏝目の出し方を非常〜に控え目にしてもらうのみ。

監督が口で言うのは簡単ですが、左官屋さん、何卒よろしくお願いします。

監督H

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2012年08月28日

だ、段取り…は、八…部…

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海老名の古民家リフォームです。
大工工事が一先ず完了。本日から左官屋さんが乗り込んでいます。

番頭さんと打ち合わせしたところ、施工面積はそんなに大きくないものの、細々したところで手間が掛かりそうだ、とのこと。

お施主様は気を遣って下さいまして、収納の奥など細かいところはそのまま(石膏ボードをビス止めのまま)で良い、と言って下さいますが、監督としてはそうは行きませんです。
こちらからお願いしても、塗らせて頂くこととしました。

さて、左官と言えば、養生。
と言うのは言い過ぎですが、実際のところ結構手間が掛かります。
しかも監督が細部まで施工するように言い出したもので、より大変な状況となりました。

写真は、その苦労の様子。
最下段の隙間は、彼しか施工できません。監督始めその場の全員、他の人では頭がつっかえるためです。

ともあれ、下地剤も塗布して、本日の作業は終了。
明日の仕上げに備えます。左官屋さん、お疲れ様です。

監督H


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2012年08月24日

実ってますね

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昨日に引き続き、海老名に来ています。

こちらの家は古民家の佇まいに相応しく(?)、とにかく周囲に何にもありません。
というわけで、その周囲の風景の一端が、本日の写真。

降り注ぐ太陽光を思って暑いと感じるか、水田を渡る風を思って涼しいと感じるか、そのあたりの感じ方は人それぞれだと思います。

ですが、お施主様の家に入ってみると、とにかく涼しいと感じます。
高機密・高断熱の現代住宅に真っ向から対立する古民家ですが、空調を用いずに、思いっきり窓を開け放った現場は、暑くなく寒くなくで、非常に快適です。
庇が大きくて、直射日光が入って来ない点、4方を囲む水田の上を通って風が吹き抜け続けている点。冬のことはさておき、ヒートアイランドとは無縁のこの家では、夏のエコは心配無用ですね。

あ、でもお施主様は、太陽光発電してた気が…
まさに、温故知新ということで。

監督H




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