2013年06月06日

乾式

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本日は、こどもセンターの修繕に伺いました。
で、写真が建具周りのクラックの様子です。

内部の間仕切り壁もRCで施工する場合、通常建具まわりには「逃げ」と呼ばれるバッファを取ります。
木製の建具に対して、コンクリートの壁をピッタリの寸法で施工するのは、実質的に不可能なお話。
設計としても、逃げを取らない、という方針はまず有り得ないでしょう。

そこで生じるRCと建具の間の隙間をどう納めるか、そこが知恵の出しどころです。
この建物でもそうですが、まず真っ先に、普通に思い付くのはモルタルで埋める方法です。
コンクリートを打設し、建具を設置した後で、コンクリート壁と面を合わせてモルタルで壁を建具まで延長させる、そんなイメージです。

このようにモルタルのような練り物で施工する方法は一般的に「湿式」と呼ばれます。
湿式にも有利な点は諸所ありますが、これに対して昨今は「乾式」の方が人気があります。
人気の主な理由は、通常乾式の方が軽く、メンテナンスが容易で、工期が短縮できる、といったところでしょうか。(何でそうなのか、というところは皆さんで自習して頂ければ幸いです。)

この人気に倣う訳ではないのですが、ともかく安全とメンテナンス性を考慮しまして、今回も補修の方針は乾式を旨とします。
具体的には、クラックの入ったモルタル部分は撤去し、そこで現れてくる躯体と建具の取り合い部分には、シーリング材を充填します。

で、下の写真がモルタルを撤去したところ。

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この隙間をもう少し整えた後に、隙間をシールしていきます。
出来上がりの様子は、また後日ご紹介させて頂きます。

監督H


posted by Soko Soyo at 23:51| Comment(0) | 改修工事いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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