2013年02月05日

雪予報

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また出ました。雪の予報です。
前回の雪にやられて以来、私の周囲では全体的に雪に対する警戒感が強まっています。
天気予報を確認する限り、前回ほどの降り方はしそうにもない、と思いつつも、私も今日は電車で帰るつもりになっています。

現場は、取り敢えず防水工事も完了しているため、明日も設備工事はつつがなくとり行う予定です。
私も会社から徒歩で現場に行けますし。(恐らく、20分もあれば到着できるはず…)

心配事がひとつありまして、それが本日の写真です。
以前、修繕工事を行ったM亭の数寄屋の軒樋ですが、先日の雪で破損してしまいました。手前側の棟の軒先にご注目ください。
意匠的な理由からか、雪止めが設置されていないのも去ることながら、基本的に気温も低いようで、北面の屋根の雪は、結構な大きさの氷塊となって、軒樋に落ちてくるようです。
弊社施工の管理棟も、雪止めは設計通りに設置してはいますが、ここまでではないにせよ軒樋が曲がってしまい、補強工事の段取り中です。

こうなってくると、これまでの感覚や経験に基づく施工を改めないといけないのかも知れません。
少々大げさですが、場合によっては多雪地域の納め方なども参照しないとならないかも、です。
以前読んだ記事では、9尺空いた隣棟の軒同士が、風雪で繋がった事例もあるとか。

長年培ってきた職人さんの経験値は、もちろん私などが否定できるものではありませんが、徐々に気象条件が変わりつつあるのも否定し難い事実。
最終的に建物を完成させる技術職としては、こういった変化に対して自らもまた経験値を積み、工事に反映させていかなくてはならないと感じました。

恐らくは、建築も人の為せる技ですから、いつまでたっても完全な建物など出来ないのかも知れません。
この世界で働く人は皆、一生反省を積み重ね続けるのではないかと。
モノ造りの醍醐味、と言うと不謹慎に聞こえる方もいらっしゃるかと思われますが、せめてキチンと反省し、次に繋げて行くことは怠らないようにします。

さて、数寄屋の軒樋はどうしたものか、まずは職人さんと相談、いや、意見交換です。

監督H




posted by Soko Soyo at 19:02| Comment(0) | M亭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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